こんにちは 永田です。


前回の『イップスって?』の続きです。



イップスを克服するには色々な方法があると思いますが、考えられる方法の続きです。

①まずはイップスになったことを認める。
 まさか自分がイップスになるなんて‥‥ではなく、イップスになってしまったのを認め受け入れることからスタートする。出来れば、周りの人に打ち明ける。そうすることで、自分ひとりで悩まなくても良くなりますし、同僚や先輩、コーチ、監督の理解があるのとないのでは、全く違ってくると思います。


②小さな事から成功体験を実感する。
 キャッチボールであれば、まずはいつもの半分ぐらいの距離で練習する。上手く出来ていたときの映像などをみて、イメージトレーニングも有効です。


③手首のスナップを使う練習をする。

 イップスになると、手首が硬直してスナップが上手く使えていないことがほとんどです。それを克服するために真上に向かってボールを投げる練習が有効とされています。最初のうちは頭で考えてなかなか上手くいかなくても繰り返し真上に投げるうちに、何も考えずに無心でリリースできるようになります。(とは言っても、イップスの方からしたら、早々簡単にはいかないでしょうけど‥)要は、感覚を取り戻す作業ですね。


他にも色々な改善方法もあるでしょうし、人それぞれイップスになった原因があると思うので、その原因を追究して精神的な面をクリアするのがポイントになるのではないかと思います。




イップスが原因で引退せざるをえなくなった選手もいれば、克服した選手も多いです。

実は、イチロー選手も高校生の頃からイップスに陥り、プロ野球入りしてからもイップスだったと告白しています。他にも、元日本ハムの岩本勉投手や、中日の荒木選手、元オリックスの田口選手たちが克服しています。
他にも、実はイップスだったと引退してから告白する選手も多いです。元巨人の井端選手もイップス気味になった事があると告白しています。



最近では、阪神タイガースの藤浪投手や読売ジャイアンツの澤村投手がイップスなのでは?
というニュースをよく見かけます。
kidu





 







yahooの画像よりお借りしました。


2人に共通するのは、頭部に死球をあてて危険球退場したのがきっかけではないか?と言われている点です。
2人とも2軍での調整を経て実践に挑みましたが、まだまだ完全復調とは言いにくいのが現状です。


you tubeよりお借りしました。




こちらもyou tubeよりお借りしました。



2人とも実績も経験もある投手ですし、年齢的にもまだまだこれからなので、
なんとか完全復活して活躍してほしいと思います。
永田でした。